防水工事は、住宅だけでなく、アパート、マンション、ビルなどを長期にわたって保全し、
その資産価値を守り高めるために最も重要な工事のひとつです。
しかし長年にわたり、じかに日照や降雨にさらされる場所に施工するため、耐久性、耐候性に優れた素材を用いていますが、それでも経年による劣化は避けられません。
その建物に適した防水工事を施すことでその建物の寿命を延ばすことが可能になります。
私たちは、豊富な経験に基づく専門知識によって調査・診断を行います。その結果から、建物に最適な改修計画を立案し、お客様にご提案しています。
防水工事

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塩ビシート防水 着工前
【計画に重要なこと】
アパートやマンション、ビルのような陸屋根の屋上はなかなか上がる機会がありませんので、長く防水性能を維持でき、経済的によい工法を選択しなければなりません。また、面積も大きくなりますので工事期間も長くなり、住民への配慮も必要となります。 -
塩ビシート防水 完成
【塩ビシート防水の特徴】
ビルやマンション、病院、学校など現在の屋上防水の改修工事で最も採用されている工法です。伸縮性に富んだシートを使用するので、建物の収縮に追従性する優れた防水材料と言えます。歩行用や遮熱用も出てきており、カラーも豊富なので、適材適所にシートも選定できます。また、積雪時でも施工が可能なため、北陸地方でも一年を通じて施工が可能となります。

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FRP防水工法 工事前
【計画に重要なこと】
新築・改修共に住宅のベランダ防水では経済的で美観も維持できる防水工法を選択する必要があります。また、ベランダは歩行や物干し台やエアコンの室外機なども設置されていますので、施工条件が重要になります。 -
FRP防水工法 完成
【FRP防水の特徴】
FRPとはFiber Reinforced Plasticの略称で、ガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませ、強化した材料で、非常に強靭性と弾力性に優れています。新築の住宅のベランダで多く採用されていますが下地が合板の場合は防水前の建築施工が後々の施工不良になりやすい為、勾配計画や排水の位置など念入りな設計計画も重要となります。

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塗膜防水+シート防水 工事前
【計画に重要なこと】
マンションのバルコニーや共有廊下の防水改修で重要なことは、下の階に漏水させないことが大前提となります。そして入居率にも影響する美観もとても重要となります。条件にあった工法を選択しましょう。 -
塗膜防水+シート防水 施工途中
【塗膜防水の役割】
下の階の天井の塗装が剥がれ落ちている風景はよく見ますが、大きな原因は排水部の防水が機能していない為です。まずは排水部を塗膜防水でしっかり止水することが大切です。 -
塗膜防水+シート防水 施工途中
【シート防水の役割】
排水部の止水が完了したら次に施工するのがシート防水です。これは共有廊下でとても重要な美観を向上させることができます。また毎日歩行する場所でもあるので、滑らない模様や凹凸などもシートを選ぶポイントとなります。 -
塗膜防水+シート防水 完成
【塗膜防水+シート防水の特徴】
排水部を止水する塗膜防水と美観性能を向上させるシート防水を組み合わせることで、マンションの生活導線が劇的に変化します。組み合わせることで施工費は上がりますが、入居率向上にもつながる重要な部分ですので費用対効果をしっかり検討する必要があります。

